2025年4月5日土曜日

松陽生

鹿児島県立松陽高校。🌿
6期生だった我々は、34年前の卒業生。


下の田舎風景。
34年前は、もーーっと田舎。🌳🌳🌳
山奥に、学校が建っているだけで、
ここに映っている家は1軒もなかった。
毎朝毎夕、
ギャーギャー言いながら歩いた駅からの坂道は、
もう、道ごとなくなっていた。


先月、高校時代の友と20年ぶりぐらいに再会。
「学校へ行ってみよう!」
ということになり……。  
鹿児島中央駅から電車で10分の無人駅、
上伊集院駅。



お線香をあげる場所へまだ行けないとなれば
行く場所って、もう学校しかなかった。

「学校は、あんま変わってないね。」

「あ、この中庭で歌ったね。」


昨年末、ミポリンと同じ日に
友人Mが、突然逝ってしまった。


高1バスケ部、
Mがやる体育教師や家庭科教師のモノマネに、
腹を抱えて笑って、
それ以来のトモダチ。

芸達者で、鋭い描写力、表現力、
「田舎の高校生ナメんなよ!」ってレベルの炸裂トーク…。
「一緒に吉本行くがー!」って言ってたけどさすが、
いち早く海外へ進出したM、香港へ!

21歳の頃、
東京でバイトの面接に落ちまくっていた時、
Mに電話をかけて大笑いしたら元気になれた。


この20年間は、
カゴシマ帰省のたびに必ず会って
離婚の時も、母の病気の時も
ずい分と助けてもらった。


2005年に南米から一時帰国した時、
「ブログやってみたら?」
って、ホリエモンが表紙の、ブログの始め方本をくれたのも彼女だった。


『バツイチおへんろ』の出版が決まった
2011年の春、
Mは誰よりも喜んでくれて
電話口で、まだチビッコだった息子氏と
祝いの三本締めをやってくれたっけ。
「ヨォ~~~ッ!」っつって。


天文館で飲んだ後はいつも、
「じゃ、気を付けて行ってきてね♪
次の “出版祝い”を楽しみにしてるから」
って送り出してくれた、前回も。



出版祝い……次、叶う時はどこに知らせればいいの?


ブログって、天国でも読めるのけ?




Mにも届くように、

ブログも旅作家も、まだまだ続けるからね。



みなさんこれからもよろぴく♪